この記事は、「片田舎のおっさん、剣聖になる」の2巻のあらすじと感想を紹介しています。
2巻を未読の場合はご注意ください。
前回のあらすじ
元教え子のアリューシアの計らいにより、騎士団付特別指南役に抜擢されたベリル。
王都に到着したベリルを待ち受けていたのは、ベリルよりも大成して立派になったかつての弟子たちでした。
騎士団付特別指南役の就任初日でのハプニングや、めちゃくちゃ気になる展開でラストを迎えた前回。
2巻ではベリルが冒険者スレナと共に迷宮攻略に挑むという、さらに面白い展開になっています。
第2巻の紹介
あらすじ
晴れて騎士団付特別指南役になって、順調な日々を送るベリル。
元教え子で冒険者の最高ランクにいるスレナに、若手冒険者の育成のための迷宮攻略の同行を依頼される。
冒険者とは、ギルドに寄せられたさまざまな依頼で世界中を駆け回る職業。
スレナは冒険者の中でも最上位のブラックランクに位置する猛者。
ちょっと自信がついてきたベリルは依頼を引き受けるが、ギルドはベリルの実力を疑問視。
ベリルはその力を証明するために、教え子スレナと対決するというまさかの展開に。
2巻の主な登場キャラクター
・ベリル・ガーデナント ‥‥ 主人公で田舎道場の剣術師範。自覚はないが、実は剣術の達人
・アリューシア・シトラス ‥‥ ベリルの元教え子。レベリオ騎士団団長の若き女性剣士。
・スレナ・リサンデラ ‥‥ ベリルの元教え子。冒険者で最高位ブラックランクの実力者
・ルーシー・ダイアモンド ‥‥ 王国最強の魔術師。フィッセルの魔法の師匠
・ニダス ‥‥ スレナが所属する冒険者ギルドのレベリス支部ギルドマスター
・メイゲン ‥‥ ニダスの補佐役。知的でインテリエリートといった感じ。
・サリカッツ、ポルタ、ニドリー ‥‥ 3人とも若手の冒険者。
2巻の感想
スレナ・リサンデラの驚異の実力
2巻でベリルを盛り立ててくれるのが、冒険者のスレナ・リサンデラ。
スレナは、冒険者の中でも最高位のブラックランクに君臨しています。
なんか人の領域を超えたような強さだそうです‥
ベリルの元教え子の中では、アリューシア・シトラスに匹敵するほどの実力者でしょう。
そして、アリューシアに負けないくらいベリルに思い入れが強い。
父親に対する尊敬のような気持ちでしょうか…
あねご肌の勝気な性格も彼女の魅力。
姉さん、って呼ばれてそうです。
この作品でまちがいなく人気キャラだと思います。
師弟対決が実現。最強の戦士におっさんはまたまたピンチ。
ギルドの信頼を得るために、ブラックランクに匹敵する実力を示すことになったベリル。
その為に選ばれたのは、なんと元教え子のスレナと決闘。
これは、師匠としても負けられませんね。
ただ、スレナは人の域をはずれた強さをもっており、過去のエピソードがヤバすぎです。
正直、ベリルが勝てる気がしない…。
師匠といえども、スレナは容赦なし。
むしろ、師との戦いを喜んでいる?
激しい剣撃の攻防戦に、読む方も力が入りるシーンでした。
間違いなく2巻の見どころシーンですよ!
いよいよ始まる、ベリルの真の戦い。強敵登場!
おっさん vs スレナの戦いも見所ではありますが、後半からは迷宮攻略に突入。
いよいよ本格的にベリルの戦いが始まります。
1巻はどちらかと言うと、ベリルの自己紹介的なストーリーの印象でした。
ここからが、ベリルの本当の強さを堪能できるでしょう。
かなりの強敵が出現しますから。
おっさん、またもや大ピンチです。
戦闘もかなり本格的になってきて、
これぞファンタジー!といった大迫力。
まとめ
2巻でも、弟子たちによって盛り立てられるベリル。
剣聖になる日を目指して、一歩づつ進み続けています。
新しい元教え子は、まだまだ増えていくのでしょうか?
そこもちょっと楽しみでもあります。
自己否定の殻を破って成長するベリル。
中年になった自分を重ねながら読んでしまう素敵な作品でした。
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以上が、2巻までのあらすじと登場人物紹介になります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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