価値観が揺さぶられる漫画と話題の「路傍のフジイ」読みました。
作者の鍋倉夫先生の前作「リボーンの棋士」がけっこう面白かったので、今回もかなり期待大。
「リボーンの棋士」はアマチュア棋士がプロ棋士を目指す話でしたが、「路傍のフジイ」はとある中年男性の日常を描いたヒューマンドラマ。
ちょっと哲学っぽいタイトルに興味が惹かれて読んでみたら想像以上に面白かったので、あらすじと感想をサクッと紹介と思います。
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「路傍のフジイ」作品情報
作品情報まとめ
「路傍のフジイ」作品情報
- ヒューマンドラマ
- 著者:鍋倉夫
- ビッグコミックスピリッツで連載中
1巻のあらすじ
まだ誰の眼中にもない真ヒーロー、フジイ!
職場では空気みたいな存在感の独身男性。
なのに、その生き方は破格の格好良さ!コスパとかマウントとか承認欲求とか、そういうものの為に戦ってる人生が
なんだかどうでもよくなってくる…我々の価値観の外側で生きる男がここにいる!前作『リボーンの棋士』で才能を炸裂させた鍋倉夫氏が新たに生み出した
引用元:コミックシーモア
令和のニューヒーロー「フジイ」が、
みんなが囚われている「幸せ」の概念ごと、爽快にぶち壊してゆく!
1巻の感想
この記事には「路傍のフジイ」のネタバレが少し含まれています。気になる方はご注意ください。
もはや仙人?空気を読まない独自の価値観を生きるフジイ
主人公は40過ぎで独身の非正規社員。会社では誰にも注目されない空気のような存在。
ああ…
僕も似たような境遇なのでフジイにシンパシーを感じます。
「路傍のフジイ」は、ごくごく平凡なサラリーマン男性の日常を描いているだけなのに、なんでこんなに引き込まれるんだろう?
空気みたいな存在だけど、空気なんて読まない、
我が道を行くフジイ。
僕なら休日に1人でジグソーパズルをするのが趣味とか人に言えない。
あーコイツさみしいヤツとか思われそうで怖いから。
でも、それが楽しいとか幸せとか言い切れるフジイがカッコ良すぎる。
他人の価値観に踊らせれる毎日。
テレビや広告が見せる幸せが、自分にとって本当の幸せか?
フジイの生き方は、自分と他人の幸せの定義は同じじゃないことを思い出させてくれる気がします。
人と比べて落ち込んだりしてるのがバカらしくなりますね。
他人の評価にブレない芯の強さも感じます。
しかも自然に。
仙人か?この人。
精神レベルの高い、どこか高潔さがありますね。
迷える石川さんや田中くんもフジイの虜に
仕事もあって、健康で友達もいるけど、生きることに漠然とした不安を抱える田中くん。
会社に知られるとマズイ大きな秘密がある美人の石川さん。
人生に悩みを抱えた同僚たちが、しだいにフジイに惹かれていくのも面白いです。
もちろんフジイとは違った考え方の人達もちゃんといて、それが良い悪いとかジャッジするでもなく物語が進行するのがいいですね。
確かにこんな人が職場にいたら仲良くしてみたい。
こんな人にオススメ
万人受けするような感動系ではないと思いますが、この漫画がささる人には、こん棒でど突かれるぐらい衝撃があるかもしれません。
当たり前の価値観をぶっ壊してみたい人とか、ヒューマンドラマ好きにはすごくオススメです。
まとめ
物事の新しい見方に気づかせてくれて、なんか新鮮な読了感を感じました。
もっと価値観をぶっ壊してほしいので、今後も「路傍のフジイ」から目が離せなそうにないです。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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