「路傍のフジイ」2巻の感想。今も昔もフジイはフジイだった。

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最近気になっている漫画「路傍のフジイ」の2巻を読みました。

1巻ではフジイの世間ずれした仙人のような生き方に夢中になりましたが、2巻ではフジイの過去のエピソードが見れて面白かったので、サクッと感想を書きたいと思います。

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↓1巻のあらすじと感想記事はコチラ

目次

「路傍のフジイ」2巻のあらすじ

言語化しづらい感情をエグる快作、最新刊!

1集が各所で好評の話題作、早くも新刊登場!

「普通」に生きるってどういうこと?

・結婚式に呼ばれたことがない40歳
・彼女などもいない一人暮らし
・会社でも輪に加わらず浮いている
・なんならうっすら軽く見られている

なのになぜ、「フジイ」から目が離せなくなってしまうのか?

承認欲求ともマウントとも無縁の会社員・フジイの生き方、
そして彼の学生時代や家庭環境などなど…
さらに深掘り、さらにまぶしく見えてくる第2集!

引用元:コミックシーモアより引用

「路傍のフジイ」2巻の感想

この記事にはネタバレが少し含まれています。
気になる方はご注意ください。

フジイの子供時代から恋愛話まで

2巻は、現在のエピソードと織り交ぜながら、フジイの過去を掘り下げてい構成でした。

やっぱりフジイにも子供の頃や学生時代があって、恋愛?や友情なんかを経験して大人になったんですね。

人のことを良いも悪いもジャッジしないフラットな考え方ができるフジイでも、
特定の人に特別な想いを持つこともできず、誰かを傷つけてしまうこともあるんだなと考えさせられました。

フジイの苦悩しながら成長する姿もあって、いいエピソードが多かったです。
彼とて聖人君子ではないですね。

でも、今も昔もフジイはフジイでよかった。

昔からブレてない。周囲にながされない。空気のようでいて、そこにいるだけでいろんな人に影響をあたえるフジイ。

だからきっと周囲の人たちはフジイに惹かれていくんでしょう。

ラストが神回

父を見舞うエピソードは、フジイと同年代ぐらいの人なら、同じような経験したことある人が多いのではないでしょうか。

僕も最近似たようなことがあり、病院帰りの電車のシーンは、ここ数年のいろんな事を思い出させる感慨深いものでしたね。

それだけに最後のシーンは、うまく言葉にできない感情を昇華させる圧巻のシーンだったと思います。

「路傍のフジイ」2巻の感想のまとめ

1巻に引き続き大きなストーリー展開はありませんでしたが、フジイの人生の足跡を深堀りできるエピソードでした。

淡々と流れる日常の描写を見ているだけで、
さまざまな感情が読み取れる。
こういう漫画好きですね。

3巻も間違いなく読むだろうな…

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最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。

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